持木ユリイカです。

ご自愛強めのおうち暮らし

アラサーハートをまずお伝えする。

何が欲しいって伴侶である。

続々とFacebookで友人や、友人の友人(微妙に知ってる)の結婚式報告が流れてくる中、
流れるっていってもこちとらアラサー流せねえんだよ!思ったよりじっくり見てしまうよ!

心にはハリセンボン無理やり自分に麻酔薬を打ち、なんでもない顔をするのである。一応書き足すけれど。さすがの私もお祝いの気持ちはあるぞ!

結婚がしたいわけではない。結婚自体はしたくないこともないけれど、それは誤解を恐れずに言うならば、誰かに一生の伴侶として選ばれたいだけなのだ。結婚相手は一人である。誰かの一人になりたいキィィィィッ。でも、結婚に付随してくるいろいろをパッケージしてみたら、私にはとてもそんな大役つとめきれません、とヘナヘナ腰が砕ける。毎日の料理、親戚付き合い、自分以外の人の生活や将来に真剣に責任を持つこと。結婚してるひとってほんとにすごい。人がやりたくないことを引き受けるって小学校時代のスローガンかよ。

ってことで結婚はやだけど、伴侶が欲しい。

甘々な恋愛をする体力もない。仕事だってありがたいことにある。日々の生活を整えるのに必死だ。でも余った空白はある。埋めたい。穴があるから埋めたい!なので、時間や出来事をともにする相手が欲しい。激しくもなく淡々と仲睦まじくなって共通のことばが増えていくような間柄が欲しい。寄り添いてえ!

29歳になると逆に処女の精神性を持ち合わせる。流れでいろいろどうにかなってた20代前半。あの頃を思い出し、でもあれちゃんと恋愛だったんすかね、と。あらら、恋愛がわからない、となってしまう。もう恥ずかしすぎて一生ひとに好きですなんて言える気もしない。一周して純情。自分の中の恋愛博士にどうしようかと聞いてみるが、そんな博士は机上の学問のみを扱ってきたので恋愛漫画を勧めてくるだけなのである。

同い年の友人が前髪を女子アナのような雰囲気に切りたいと言っていた。偶然にもわたしはその一ヶ月前にセントフォースと叫びながら工作用のはさみで前髪を作っていた。

アラサーは行動パターンが似てくるのか。

愛され服やモテヘアなんて20代前半まではバカにしていた。恋愛合理性の中で生きている人々。疑問はいだいているのか、他の世界を知らないだけなのかはわからないが、それでも、浅はかなギャルと思われたくない一心で試しもせずにバカにしていた私の方がバカだったのだよ。もちきくん。

29歳にもなって未だに夜中に突発的に工作用はさみで前髪を切っているところが、まだまだなんだと思うけれど。またまだというのは経済的成熟性とでも言おうか。お金を使うべきところ(とされていること)に使う余裕がないまま年齢だけ大人になっている。これはお金を使う場面を自分で選ぶ工夫ではなく、雑なのだ。丁寧にいっこいっこ捉えていないのだ。自分の人生のステップもいっこいっこちゃんと計画的に捉えていなかったのだ。ちょっと29歳になりたての今、いっこいっこ捉えて考えてアクションしたいと思う。

それでも、自分は自分、好きなんすよねー。

嫌われそうなくらい正直に書きました。でも同じようなことを考えてる同世代ちょっとはいるんじゃないかな。精神的露出狂なので、私が代わりに書いたげるっ。持木その歳でオイオイオイと思った方は、私だって来年同じ考え方してるとは限らないので暖かく見守ってくださいな。あたくし人より成長も理解も諦めも遅いのよ。